今回は、新卒でwebデザイナーになったけど「辞めたい」「仕事がつらい」と感じている人向けに僕からメッセージをお伝えしたいと思います。
この記事を読んでいるあなたも、まさに今webデザイナーとして就職したはいいけれど、毎日仕事が大変で「辞めたい」と感じているかもしれません。
僕もかつてはwebデザイナーとして、会社に就職したことがあるのですが、色々と大変に感じることが多く、悩みも多く抱えていたと思います。
そんな僕は、現在会社員という肩書を手放し、働く時間も休む時間も自分で決める毎日を送っていますが、とても心地よく過ごせています。
webデザイナーを辞めた人間がその後どんな生活を送っているのか、少しでも参考になれば幸いです!
Contents
webデザイナーの大変なところ
デザイナーという響きだけ聞くと、なんだか華やかでオシャレな雰囲気に思えてきますよね?
しかし、実際のwebデザイナーの仕事は地味なものが多く、苦労する場面に遭遇することがしょっちゅうです。
(web系に限らず、デザイナー全般に言えることですが….)
webデザイナーとして働く人それぞれに悩みは抱えているとは思いますが、特に以下の5つは共通していることが多いのではないでしょうか?
1.クライアント主体だから修正が多い

webデザイナーは、クライアントからの依頼の元、ディレクターやエンジニアと共にwebサイトを制作していきます。
なので、もしwebサイトが完成したとしても
「ここの修正お願いね」
とクライアントから修正の依頼が来ればデザイナーは言われた通り修正をしなくてはなりません。
1度ならいいのですが、それが何度も何度も終わりなく続くので、気持ちもとことん萎えるという人は多いと思います。
自分でいい出来だと思っても、クライアント先がそう感じるとは限らないですからね。
些細な修正もあるので、ぶっちゃけ「そこはどうでもいいだろ!?」と感じた人もいるかもしれませんね。
2.繁忙期にはとことん残業

クライアントからの依頼が立て込んでいれば、その分仕事をこなさなくてはいけないため、残業も余儀なくされることも少なくありません。
残念ながら、デザイナーの働き方はブラックになりがちです。
僕が入った会社は、幸いにも残業を削減することに積極的に注力しており、普段の残業時間は月平均で10時間程度ではありましたが、
繁忙期になると、とことん残業する人は少なくありませんでした。
僕がいた部署では繁忙期には月40時間を超える人はいましたし、ほかの部署にいる同期の話だと、月50時間も超えて残業している人がいたのだとか・・・!
そういった日が続くと自分のプライベートの時間が取れないですし、友達やパートナーとの予定も立てられないですよね。
3.給料・賞与が安い

給料や賞与が安いことに悩むwebデザイナーも、かなり多いのではないでしょうか?
デザイナー全般で捉えると、とにかく給料が低いです。
それに比べてwebデザイナーは比較的高いと言われていますが、それでもほかの仕事と比べるとお世辞にも多いとは言えません。
僕の場合はきちんと残業代は支給されていたのですが、ひどいところだと残業代が出ないという会社も。
残業して大変な思いをしたにも関わらず、少ない給料が支給されると本当に気分が沈みますよね。
僕も実際に働いてみて、「週5日みっちり働いているのにこんなに給料少ないなんて・・・」と不満が募っていきました。
特に賞与に関しては1回数万円しか貰えなかったですし、「月収2ヶ月分ボーナス貰った!」という友人の話を聞いて本当に羨ましく感じました。
食費や家賃代など日々の生活はもちろん、趣味や友達と遊ぶ時も、お金は必要です。
お金がなければ、我慢しなくてはいけないことがたくさん出てきます。
僕も週5日フルタイムで働いているのに、どうしてこんなに給料が低いのだろうと感じていました。
僕がかつて勤めていた会社は、資格の取得など昇給の条件はある程度明確になっていたのですが、
退職前の人事との面談で、給料が低めだったのも「積極的に資格を取得してほしいから」ということが明らかになりました。
ぶっちゃけ「それは余裕ある生活が送れるレベルに額を設定した前提ですべきでは?」という気持ちになりましたね。
4.締め切りに追われるプレッシャー

クラインアントがいる以上、締め切りというプレッシャーにも耐えなくてはなりません。
「明日までにこれお願いね」と言われたら明日までに仕事をこなさないといけないですし、期日が今日なら今日までに仕上げなくてはなりません。
締め切りに間に合わないとクライアントからの信頼だけでなく、ほかの社員からの信頼にも影響してきますよね。
常に締め切りとの戦いなので、それでストレスに感じて辞めたいと思う人は多いと思います。
5.人間関係での悩み

職場の労働環境が悪くなってしまうと、それだけ殺伐とした雰囲気になってしまいがちです。
殺伐とした雰囲気になってしまうと、それだけ人当たりがきつくなってしまいます。
なので、それによって人間関係が悪化し、悩みを抱えている人は多いのではないでしょうか?
webデザイナーに限らず、多くの人が辞めたい理由の一つとして挙げられるのが「人間関係」
理不尽に叱る上司や馬が合わない人と同じ職場で働くだけでも、本当に苦痛に感じますよね。
苦手な人が1人でもいると、仕事が進みづらくなってしまうのも、よくある悩みだと思います。
僕がwebデザイナーを辞めた理由
僕がwebデザイナーを辞めた理由、それは僕が根本的に「会社員に向いていなかったから」です。
僕がかつて勤めていた会社は、ブラックな雰囲気は一切なく、とても働きやすい会社でしたし、今でもいい会社であると感じています。
有給もよほど繁忙期ではない限り取得しやすいですし、周りの社員もギスギスした雰囲気はほとんどありませんでした。
しかし、
- 週5日1日8時間以上の労働時間
- 給料と賞与の額を自分で決めることができない
- 仕事の内容を自分で決めることができない
- 異動や転勤の指示があればそれに従わないといけない
など、会社員として雇われる以上、避けては通れないこうした環境が僕にとっては耐えられないものでした。
何だか束縛されているような気がして、毎日息苦しかったですし、土日のために働いているような状態でしたね。
そのストレスから、僕は週に1回のペースで頭痛が発生するようになり、余計にストレスを抱え込んでしまいました。
もともと僕は頭痛持ちで、低気圧などの理由で2週間に1回のペースで頭が痛くなっていたのですが、
会社に就職してからその頻度が上がり、毎週1回は頭痛薬を飲んでいるような状態でした。
この状況をどうにかしないとと思い、病院に行ったり1ヶ月ほど休職したりと自分なりに手を打ってきたつもりでしたが、どれも気休めにしかならず。
取り返しがつかなくなる前に辞めなくては、と感じ、僕は2年目に入ってすぐのタイミングで半ば勢いで退職しました。
僕がwebデザイナーを辞めたその後

僕がwebデザイナーを辞めてからは何をしていたのか。
僕が退職してからほぼ同時に、ブログを本業として挑戦しつつ副業としてアルバイトする働き方にシフトしました。
ブログはすぐに稼げるようなものではないので、ブログに挑戦し始めた頃は週に3日〜4日アルバイトをしつつ、
空いた時間を活用してブログを更新するというライフスタイルを送っていました。
僕はこの働き方を実践していく中で、アルバイトはあくまで副業で、本業はブログということを忘れないようにしていました。
アルバイトを週5日も入れてしまうと、会社を辞めた意味がないですし、それだけブログに当てる時間も削られるので本末転倒になってしまいますから。
コツコツとブログを更新していくうちに、徐々にアクセスと収益が上がっていき、次第にアルバイトのシフトも週2日、多くても週3日ほどに減らすことができました。
アルバイトは自分で働く時間を決められる上に、別に週5日フルタイムで働く必要がないので、ストレスはガクンと下がりましたね。
僕を悩ませていた頭痛も、月に1回〜2回にまで頻度が下がり、とても心地よく毎日を過ごすことができました!
2年目で会社を辞めた僕から伝えたいこと

自分の身を守ることが何より最優先
僕は新卒1年目の時点で辞めたいと思っていたのですが、かといってすぐに行動できるわけではありませんでした。
その後の生活が気になっていたのはもちろんですが、僕が勤めていた会社がいいところであったが故になかなか辞められなかったと思います。
ブラックな会社であれば、ある程度会社のせいにして辞めることはできるのですが、ホワイトな会社だとなかなかそういったことはできず。
「こんなにいい会社なのに辞めたいと思うのは、自分が社会人として甘いからではないか」という気持ちがあり、しばらく葛藤していました。
このように、本当は辞めたいけど、なかなか辞められないという人は多いのではないでしょうか?
「学生時代いっぱいwebデザインの勉強をしてきたから」とか、「自分が辞めたら周りに迷惑をかけてしまう」とか、様々な悩みや葛藤があると思います。
こうした悩みや葛藤を抱えていくうちに正常な判断ができなくなってしまい、逃げ場を失ってしまうケースも少なくありません。
逃げ場を失ってしまうと、どうなってしまうのか。
うつ病など、体調面で取り返しがつかなくなり、事態はさらに深刻なものになってしまい兼ねません。
お金の問題は失業保険など様々な支援がありますし、アルバイトや派遣社員としてお金を稼ぐ方法もあります。
しかし、自分の健康面で傷がつくと、元の状態に戻るまで相当長い時間を要します。
自分の健康が何より大事ですので、自分を追い込んでいる状況から逃げ出す勇気も必要だと思います。
会社員として働くことが全てじゃない
フリーランスとして働く生き方が徐々に広がりつつありますが、それでも会社員が絶対という価値観を持つ人は少なくありません。
確かに、会社員として働けば毎月の収入は保証されますし、社会的な信頼も高いです。
しかし、だからと言って無理に会社員にこだわる必要はないと思っています。
何事にも向き不向きがあるように、会社員として雇われることに向いてない人がいたって別のおかしくはありません。
僕は完全に「会社員向いてない」って開き直ってます笑
会社員として雇われることなく、週に2日〜3日ほどアルバイトしながらも空いた時間を活用してブログをやるというライフスタイルを送ってから
2021年時点で2年が経過しようとしていますが、毎日大きなストレスを抱えることなく過ごすことができています。
働く時間を減らしつつも、収入は会社員と同様、もしくはそれ以上に得られる環境というのもポイントが高いですね!
自分が大切にしたいものはお金なのか、それとも自分の時間なのか、一度考えてみることをオススメします!
まとめ
「仕事つらくて辞めたい」と悩んでいるwebデザイナー向けに、僕からのメッセージをお伝えしました。
「もっと相談したい!」「自分の悩みを打ち明けたい」という方は、ぜひ僕に気軽な気持ちでご連絡ください!
いただいたメッセージは、丁寧に読ませていただき、返信させていただきます。
僕の経験が少しでも後押しできれば嬉しいです!
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