ワードプレスのパーマリンクは、「投稿名」にするのがSEOに効果があります。
パーマリンクは、ブログを開設してすぐに設定しておく必要があります。
途中で変更してしまうと、リンクが無効になるだけでなくSEOにも悪い影響が出るからです。
今回は初心者向けのパーマリンクの設定方法と、途中変更での注意点も開設していきます!
Contents
パーマリンクとは?
パーマリンクとは、ウェブページごとに設定されているURLのことを示します。
世の中にあるウェブページ全てにパーマリンクが設定されており、それを元にウェブページにアクセスすることができます。
例えば、以下のようなウェブページがあったと仮定しましょう。
https://do-not-stand.com/01234/
do-not-stand.com(サイト名)の部分がトップドメインと呼ばれるもので、それ以降に続く赤文字の部分がパーマリンクになります。
つまり、上記のURLの場合「do-not-stand.com」というサイトの中に「01234」という名前のウェブページがありますよという表記になります。
適切なパーマリンクを設定することで、SEOにも効果がある上にスッキリした雰囲気のURLを作れるようになりますよ!
おすすめのパーマリンクは?
パーマリンクはデフォルトでの設定は以下のような「日付と投稿名」になっています。
https://do-not-stand.com/2020/05/24/01234/
他にも様々な形式のパーマリンクがありますが、その中で多くの方が使っているのが「数字ベース」のパーマリンク。
https://do-not-stand.com/01234/

下書きの時点では上記の画像のようなパーマリンクになっていますが、記事を作成後して公開することで自動的に数字でのパーマリンクが設定され、わざわざ自分で設定する手間を省くことができます。
記事のテーマに沿ったパーマリンク名を考える時間も無くなりますし、制作コスト削減の点から僕は数字ベースに設定しています。
しかし、SEOの観点から「投稿名」をベースにしたパーマリンクにした方が有効だと言われています。
サイトの URL 構造はできる限りシンプルにします。論理的かつ人間が理解できる方法で(可能な場合は ID ではなく意味のある単語を使用して)URL を構成できるよう、コンテンツを分類します。たとえば、航空機(aviation)に関する情報を探している場合、http://en.wikipedia.org/wiki/Aviation のような URL であれば、見ただけで必要な情報であるかどうかを判断できます。http://www.example.com/index.php?id_sezione=360&sid=3a5ebc944f41daa6f849f730f1 のような URL 自体は、ユーザーの関心を引くことはほとんどありません。
つまり、きちんと意味を持たせた上でなるべくシンプルなパーマリンクを設定した方がいいということですね。
「投稿名」ベースのパーマリンクだと、パーマリンク名を考える時間が必要な上に設定しなければなりませんので、若干手間はかかりますが、サイトを立ち上げたばかりでこれから記事を書いていくという方は「投稿名」ベースのパーマリンクに設定することをお勧めします!
とはいえ、「投稿名」ベースにしなかったからといって特に問題にはならないので、すでに数字ベースにしてしまった状態で記事を書き進めてしまった場合は、デメリットを考慮するとそのままにしておいた方が賢明です。
次に、具体的な設定方法を紹介しますね!
投稿名ベースのパーマリンク設定方法
まず、ワードプレスの管理画面「設定」→「パーマリンクの設定」を選択してください。
先述の通り、初期設定は「日付と投稿名」になっていますので、「投稿名」にチェックを入れて「変更を保存」を押してください。

これで「投稿名ベース」で記事のパーマリンクを設定することができます。
パーマリンクの設定は、記事を投稿する画面で設定が可能です。
記事を投稿する画面で、タイトルを入力するとパーマリンクを設定することができます。
タイトル入力後にパーマリンクの右側に「編集」ボタンが出てきますのでそれをクリック。

この際タイトルで入力した日本語が表示されますが、英語名で入力し、入力後はOKボタンを押してください。

パーマリンクの名前を決める際は、
- 意味のある英単語
- なるべくシンプルに、何の記事かパッと見でもわかるもの
にしてください。
タイトルは日本語で入力していると思いますが、パーマリンクを日本語で入力するのはおすすめできません。
URLは日本語には対応していません。
なので日本語でパーマリンクを設定していた場合、自動的に変換されて文字化けのように表示されてしまいます。
例):https://do-not-stand.com/パーマリンク設定方法
↓
例):https://do-not-stand.com/%E5%80%8B%88%A5%…
この状態になるとぱっと見でどんな記事なのかわかりませんし、見た目的にもスッキリした気持ちにはなりませんよね。
日本語の長さによってはうまく変換できずにリンク自体が機能しなくなるパターンもありますので、必ず英単語を使用するようにしましょう。
2つ以上の英単語を用いる場合、英単語の間に「-(ハイフン)」を入れて視覚的に見やすくするといいですね。
例)permalinksetting → permalink-setting
Googleもこの方法を推薦しているので、こちらも覚えておくといいですね!
URL では区切り記号を使うと効果的です。http://www.example.com/green-dress.html という URL の方が、http://www.example.com/greendress.html という URL よりずっとわかりやすくなります。URL にはアンダースコア(_)ではなくハイフン(-)を使用することをおすすめします。
パーマリンクを途中変更するデメリット
パーマリンクはサイト開設してすぐに設定することを推薦されています。
それは、途中変更によるデメリットが大きいためです。
以下にデメリットをまとめていますので、こちらも確認しておくようにしてくださいね!
デメリット1:SEO効果のリセット
パーマリンクの変更は、すなわちURLの変更。
URLが変更されることでGoogleからの評価がリセットされてしまい、検索順位が下がってしまう可能性があります。
検索結果に出てくるURLは変更前のままなので、ユーザーがアクセスしようとするとエラーになってしまうことも。
パーマリンクの途中変更の最大のデメリットとも言えますね。
デメリット2:SNSでのシェア回数のリセット
ウェブページがSNSでシェアされることでも、SEOに効果があります。
無論、ウェブページがSNSでシェアされればされるほどSEOの効果は大きくなります。
しかし、パーマリンクが途中変更されることでそのカウントもリセットされます。
デメリット3:リンク切れ
他のウェブページからリンクがはられていた場合、パーマリンクを変更してしまうことでそのリンクは無効になってしまいます。
旧URLで訪れたユーザーを迷子にさせてしまうのも、SEOの観点からかなり痛い損失とも言えるでしょう。
しっかりとアクセスが集まっている記事であれば、その分他のウェブサイトからもリンクがもらえています。
このリンク数も、SEOに良い影響を与える要素でもあるので、パーマリンクの途中変更はこの恩恵を断つ行為になります。
まとめ
パーマリンクのおすすめの設定方法と、手順や途中変更のデメリットを解説しました。
サイトを開設した際は、必ずパーマリンクの設定から始めるようにしてください。
そして、パーマリンクは日本語表記を避け、分かりやすくシンプルな英語表記を用いるようにしてくださいね!
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