今回は、ブロガーとライターの違いについて解説させていただきます!
文章を書く仕事と聞いて、
- ブロガー
- ライター
という2つの職種を思い浮かべる人は多いと思います。
しかし、初心者の場合ブロガーとライターはどんな違いがあるのか分からないという人は多いのではないでしょうか?
そして、自分はどちらが向いているのだろう、と気になってしまいますよね!
ブロガーとライターの違いだけでなく、それぞれのメリットとデメリットについても解説していきます!
ブロガーとライターの違いって何?

まず最初に、ブロガーとライターの違いについて解説します。
違いはいくつかありますが、特に明確なのがクライアントがいるかいないかだと思います。
ブロガーの特徴
ブロガーは、文字通りブログを運営している人のことを示します。
他の媒体である新聞紙やウェブ広告のキャッチコピーを考えるコピーライターなどは一切含まれず、ブログを運営している人という限定的な意味合いで使われることが多いです。
ブログは運営権が全て自分にあります。
- ブログのコンセプト決め
- ブログを開設する
- ブログ記事を執筆する
- 仮説・検証を立てながらアクセスを集める
- 広告収入などを活用して収入GET
これらの流れを全て自分で行う必要があり、基本的には1人での作業になります。
ライターの特徴
一方のライターの特徴は、こちらも文字通り文章を書くことを仕事にしている人のことを示しますが、ブロガーよりかなり広い範囲で使われることが多いです。
- Webライター
- 雑誌のライター
- コピーライター
などなど、紙媒体かweb媒体なのかは一切問わず文章を書く仕事をしている人がライターという認識で大丈夫です!
また、ブロガーとは違い、ライターはクライアントありきで仕事をすることが多いので、
最初はクラウドソーシングに登録してライターとしてのキャリアをスタートさせるケースがほとんどです。
クライアント先から依頼され、クライアントの企画書に目を通し、記事を執筆する。
そして数回の修正の末、納品して報酬を手に入れるのが基本的な流れとなります。
ブロガーのメリット&デメリット

最初に、ブロガーのメリットとデメリットについて解説させていただきます。
僕が考えるブロガーのメリットとデメリットは以下の通りになります。
【ブロガーのメリット】
- 収入をとことん伸ばせる
- 依頼や受注を待つ必要がない
- 外注化して半自動化することができる
【ブロガーのデメリット】
- 収益化まで時間がかかる
- 覚えるべきことが多い
- ブログの運営費用がかかる
それぞれ詳しく解説しますね!
ブロガーのメリット
収入をとことん伸ばせる
1つ目が、収入をとことん伸ばせることです。
ブログを運営する権利、収入を得る権利など、ありとあらゆる権利が自分にありますので、伸ばそうと思えばひたすら収入を伸ばすことができます。
ブログ収入は時給制ではなく、アクセスをベースとした完全出来高制。
とことんアクセスを集められるような記事を生み出すことで、ブログ月収100万円を達成した人も多いです。
依頼や受注を待つ必要がない
2つ目が、依頼や受注を待つ必要がないことです。
ブログの所有権や運営権などは全て自分にありますので、いつでも好きな時に記事を書けるのはブロガーのメリットとも言えます。
ライターの場合、クライアントありきなので依頼がきてようやく仕事をすることができますが、ブロガーは完全に自分のペースで仕事をすることができます。
外注して半自動化することができる
3つ目が、外注して半自動化できる点です。
記事の作成に慣れ、ある程度収益化できたら今度は記事の作成を誰かにお願いして(外注化)代わりに記事を作成してもらうことができます。
基本的な記事作成の流れについてお伝えした後、記事を作成してもらい、内容を確認したのちに記事を公開するだけ。
飲食店で言えばいわゆるオーナーの立場に立つことができ、こちらの作業を減らしつつも収入を伸ばすことができます!
ブロガーのデメリット
収益化まで時間がかかる
1つ目は、収益化まで時間がかかることです。
どのネットビジネスでも同じことが言えますが、決して「楽に」稼げるようなものではありません。
ブログを開設した後は、自分のブログに広告を載せるためにアドセンスの合格審査を待つ必要がありますし、
合格した後もコツコツと記事を量産し、ブログを育てていかなくてはなりません。
特にブログを開設して間もない時期は、アクセスを集めたという実績がないため、
検索エンジンであるGoogleからの信頼度が低く、なかなか上位表示させるのが難しいことがあります。
Googleからの信頼を得るためには、コツコツとクオリティの高い記事を生み出し、徐々にアクセスを集め、
「価値のあるブログ」として評価されないといけません。
なので、多少の辛抱強さは必要かもしれませんね!
覚えるべきことが多い
2つ目が、ブログを運営するにあたって覚えるべきことが多いことです。
ライターはクラウドソーシングに登録し、クライアントから依頼されたことをこなして報酬を手に入れるという割とシンプルな流れですが、
ブロガーの場合は、それ以上に覚えるべきことがたくさんあります。
読者を惹きつけるようなライティングスキルはもちろん、ブログの開設方法、検索で上位に表示させるためのキーワード選定術などなど・・・。
僕もブログ未経験から始めたばかりの頃、ブログの開設時点で覚えるべきことが多くててんやわんやしてしまったことがありました。
ブログの運営費用がかかる
3つ目が、ブログの運営費用がかかることです。
アメブロやはてなブログなど、無料ブログで収入を得る方法もありますが、ブログの所有権はあくまで運営会社側にあるので、
記事の内容によっては削除されるリスクがあるため、あまりオススメできません。
有料ブログ(ワードプレス一択)だとブログの所有権は自分自身なので、記事が削除されるリスクはありませんが、
有料ブログなので運営するための費用が必要です。
有料ブログを運営するために必要なのがサーバー代とドメイン代の2つ。
これらの費用を月換算で約2,000円ほど支払わないといけません。
ネットビジネスとして考えると、かなり低コストから始められるので、とても魅力的ですが、ブログを運営するためには費用がかかることを覚えておかなくてはいけません。
ライターのメリット&デメリット

次に、ライターのメリットとデメリットについて解説します。
僕が考えるライターのメリットとデメリットは以下の通りになります。
【ライターのメリット】
- 収入が発生するまでの期間が短い
- 記事の内容を考える必要がない
- 書くことだけに集中できる
【ライターのデメリット】
- 高収入を狙いにくい
- クライアントありき
- 収入に繋げる分、書かないといけない
こちらもそれぞれ詳しく解説させていただきます!
ライターのメリット
収入が発生するまでの期間が短い
まず1つ目が、収入が発生するまでの期間が短いことです。
これはライターとして働く代表的なメリットとも言え、収入が発生するための流れがとてもシンプルなので、その分収入発生までの期間が短いです。
一般的な流れだと、
- クラウドソーシングに登録する
- 案件を探す、もしくは応募する
- クライアントの企画書に目を通し、依頼の詳細を確認する
- 依頼内容に沿った文章を書く
- 数回の修正の末、納品
- 報酬ゲット!
このような流れになります。
文章を書く仕事で、なるだけ短いスパンで収入を得たい人にとってはオススメできる仕事と言えますね!
記事の内容を考える必要がない
2つ目は、記事の内容を考える必要がないことです。
ライターは、あくまでクライアントが主役ですので、どんな内容の記事を書くのかは全てクライアント側に決定権があります。
例えば、「今回は美容に関する記事を書いてください」と依頼されたら、ライターは指示通り美容に関する記事を書くのが通常の流れになります。
ブロガーの場合、どんな記事を書くかまで自分で考えないといけません。
ブログを運営していると、一度は
といった場面に直面して頭を抱えがちになりますが、ライターの場合はそれがほとんどありません。
書くことだけに集中できる
3つ目が、書くことだけに集中できることです。
ブログを運営する場合は、どんな内容の記事を考えるのももちろんですが、他にも考えておかないといけない知識はあります。
- SEOの知識
- 検索で上位に表示させるためのキーワード選定術
- 広告を使った収益化の知識
などなど。
ブログでより大きな成果を生み出すために必要な知識ですが、ライターとして働く場合、クライアントがこれらを担ってくれます。
つまり、ライターはひたすら書くことだけに集中できるので、その分負担が少ないのもメリットですね!
ただし、クライアント先によってはキーワードの選定やタイトルと見出しの作成をお願いされる場合もありますので注意が必要です。
ライターのデメリット
高収入を狙いにくい
1つ目は、高収入を狙いにくいことです。
ブロガーに比べて、ライターはどうしても収入の壁が立ち塞がってしまいがちです。
それはなぜかと言うと、「1文字あたり◯◯円」と、1文字ごとに単価が設定されていることがほとんどだからです。
フリーランスライターとして活躍している人限定で年収を確認してみると、平均で300万円ほどだそうです。
もちろん、ライターとして活躍している人の中には年収1000万円以上を稼ぐ人がいるのは事実ですが、
書ける文字数は限りがありますし、大きな収入に繋げようとなるとそれだけ文章を書かないといけないので、高収入はなかなか難しいかもしれませんね!
クライアントありき
2つ目がクライアントありきだということです。
クライアントありきはライターのメリットとも言えますが、同時にデメリットにも繋がります。
ライターは基本依頼待ちの状態になるので、クライアント次第で仕事の量が変わります。
仕事をいただけるかどうか、どれぐらいの仕事の量があるのかは全てクライアント次第。
また、クライアントがいるということは、締め切りの概念があるということ。
締め切りを守らないと、当然クライアント先にも迷惑がかかりますし、信頼もガタ落ちでその後の仕事にも影響します。
ライターはブロガーより大きな責任感が必要とされます。
誰かに仕事で振り回されるのが嫌という方にとってはこのデメリットは大きいかもしれませんね!
収入に繋げる分、書かないといけない
3つ目が、まとまった収入に繋げたい場合はその分書かないといけない点です。
いわゆるフロー収入(労働集約型)とも呼ばれることもありますが、1文字も書かない月があれば、当然その月の収入はゼロです。
ブログの場合、アクセスをベースにした完全出来高制なので、
アクセスを集めてくれる良質な記事を生み出すことができれば、多少放ったらかしでもきちんと収入を生み出してくれます。
(もちろん完全に放ったらかしの状態が続けばアクセスと収益は下がっていきますが)
ライターとして働く場合、そうはいきません。
ライターとして月収20万円以上の成果を目指すのであれば、20万円分の働きをこなさないといけないことを頭に入れておかないといけません。
ブロガーとライターそれぞれ向いてる人は?

ブロガーとライター、それぞれのメリットとデメリットを解説しましたが、これらを踏まえてそれぞれの職種に向いている人はどんな人なのかも確認してみましょう!
ブロガーに向いてる人
ブロガーに向いている人は、
- 自由に働きたい人
- 収入をとことん伸ばしたい人
特にこれらの2点に当てはまっていたら十分ブロガーに向いていると言えます。
ブロガーの場合、クライアントありきではないので誰かに仕事の量や収入で振り回されることがほとんどないですし、
自分のペースで記事を書けるのでとことん収入を伸ばすことができます。
僕の場合だと、半年でブログ月収10万円を達成し、その後は1日の平均作業時間1時間という少ない時間でも月収15万円を達成することができました。
さらに、大きな成果を生み出してきたそのサイトを売却して先行して収入を手に入れる形にしたことで月収80万円というさらに大きな成果を得ることもできましたし、
同じくブログを実践されている知り合いの中には4ヶ月でブログ月収100万円(!)というとてつもなく大きな成果を生み出した方もいます。
しかも自分が書いた記事は、その記事を削除したりサイト自体を閉鎖しない限り半永久的にネット上に残すことができるので、
十分なアクセスを集めることができる記事を多く生み出せば、その分多くの収入を得られる上に、作業時間を減らすことができます。
という気持ちが強い方は、ブロガーになることをオススメします!
ライターに向いてる人
一方の、ライターに向いている人は
- なるだけ短期間で収入を得たい人
- 書くことだけに集中したい人
これらの2点に当てはまったら向いてると言えます。
ブログの場合、まとまった収入が発生するまである程度の期間が必要になりますが、
ライターの場合収入が発生するまでの流れがとてもシンプルなのでその分ある程度の収入が発生するまでの期間が短めです。
また、SEOの知識や検索結果で上位表示するためのネタ・キーワード選定方法についてもクライアント側が担ってくれるので、ライターは難しく考える必要がありません。
という気持ちが強い方であれば、ライターになることをオススメします!
まとめ
ブロガーとライターの違い、それぞれのメリットとデメリットについて解説しました!
ブロガーはブログを運営している人のことを示し、限定的な意味合いが強いですが、
一方でライターはwebライターやコピーライターなど、媒体問わず文章を書く仕事をしている人のことを示すため、こちらはかなり広い範囲で使われています。
ブロガーはとことん収入を伸ばすことができ、ライターは比較的短期間でも収入に繋げることができる。
それぞれの職種にメリットとデメリットがありますので、自分はどれを望んでいるのか考え、自分にあった働き方を選んでみてください!
文章を書く仕事がしたいあなたの参考になれば嬉しいです!
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