僕は以前、普通に会社勤めをしていた人間ですが、自由に働きたいという願望以外にも体調不良も理由に退職した経験があります。
悩みに悩んだ末に退職という選択肢を選んだわけですが、体調不良であんなにもボロボロだったのに退職した途端嘘のように快復しました。
今この記事を読んでいるあなたも、「体調不良ですでにボロボロでおかしくなりそう・・・でもここで辞めていいものだろうか」と悩んでいるかもしれませんね。
今回は、体調不良で退職してもいい理由について、僕の体験談も踏まえて解説していこうと思います!
Contents
僕が体調不良になったきっかけ

僕の会社員人生は、2018年からスタートしました。
新卒として入ったその会社はウェブ制作会社。
僕はそこにデザイナーとして就職しました。
ブラックな印象の強いデザイナーですが、その会社はそういったことはなくて、むしろホワイトとも呼べる会社でした。
月の残業時間は平均で10時間ほどでしたし、有給もよほどの繁忙期ではない限り取得も容易でした。
そういった会社に入社できることがとても光栄で、僕は活き活きと働けると信じて疑いませんでした。
しかし、現実はそうはいかず。
会社員として雇われて働くということがそもそも僕に合っておらず、その結果1週間に1回以上のペースで頭痛が起きていました。
僕はもともと頭痛持ちで、低気圧等の影響もあり2週間に1回のペースで起きていましたが、会社に就職した途端に悪化した形になります。
酷い時には吐き気すら覚えるような頭痛に苛まれたこともあり、とても仕事に集中できる状態ではなかったので、僕は半休を取って早退したことが何度かあります。
どんな会社であれ、週に5日・1日8時間も働かなくてはいけません。
仕事が残っていれば残業も余儀なくされますし、繁忙期であれば夜10時まで残業することだってありました。
休む日や仕事をする時間はもちろん、仕事内容や勤務場所まで自分で決めることができない。
そうした窮屈な環境がとにかく合わず、それがストレスとなって慢性的な体調不良に繋がったのです。
ホワイト企業で活き活きと働けると信じて疑わなかったのですが、いつしか毎日のように「会社に行きたくない」と思うようになったのです。
僕なりの体調不良への対処方法

とはいえ、会社に在籍していた時も僕なりの対処は施してきたつもりです。
ここでいくつか僕がしてきた対処方法も簡単にご紹介します。
病院に行った
いつまで経っても慣れない職場環境で、ストレスが溜まって体調不良に繋がっているのではと感じた僕は、何度か精神科の病院に行っていました。
お医者さんに日々の仕事での悩みを隠すことなく打ち明け、薬も処方してもらいました。
正直、薬の効き目があったのかどうかは今でも定かではないのですが、少なくとも今の働き方に慣れなければと無理していたのは覚えています。
1ヶ月ほど休職した
上記で紹介した病院に通院しても、なかなか気持ちが晴れず、「会社に行きたくない」と思う日々がずっと続いていました。
また、休みの日ですら会社のことを考えるようになってしまったので、僕は上司と相談の上、1ヶ月ほど休職することになりました。
割と急に決まったことなので、周りに迷惑をかけていないだろうか、と心配もしましたが、それよりもしばらく会社に行かなくていいんだという安堵の気持ちの方が強かったですね。
休職して1ヶ月間は一旦実家に戻り、趣味に没頭したりのんびりと過ごしたりして、仕事のことは一切考えないようにしました。
「会社員に向いてない」と退職したその後

しかし、上記で紹介した対処方法も、どれも気休めにしかならず、しばらくしてまた慢性的な頭痛がやってきました。
それ以前から「自分は会社員として働くのに向いていないのではないか」という気持ちが芽生えてはいたものの、今回の件で確信へと変わりました。
復職してから酷い頭痛で早退したことがありますし、
- これ以上職場に迷惑をかけたくない
- 頭痛とストレスに苛まれないで自由に働きたい
- 週5日1日8時間も働く環境から解放されたい
という気持ちが強くなり、新卒で入社して1年半後に退職し、ブログを活用した自由な働き方にシフトしました。
悩みに悩んだ末の退職で、不安がなかったと言えば嘘になりますが、今大きなストレスを抱えることなく充実した日々を送れているので、結果退職して正解でした。
僕を長い間悩ませていた頭痛も、一ヶ月に1回〜2回程度にガクッと頻度が下がり、毎日心地よく過ごせています。
今でも低気圧の影響で頭が痛くなることはあるのですが、今の働き方にシフトしてからは誰かに気を遣う必要はないため、心置きなく休むことができます。
あのつらい日々はなんだったんだと思うくらい、僕の精神状態は大きく変わりましたね笑
「つらい」と思ったら素直に逃げるのが吉

会社にいて「つらい」と感じる日がずっと続くのであれば、退職を視野に入れるべきだと僕は思います。
「逃げる」と聞くと、日本での価値観に当てはめると否定的なイメージが植えつけられていますが、
そういった価値観があるからこそ自分で自分を追い詰めているのではないかと思います。
例えば、
- 逃げるのは甘え
- 今頑張れば現状は良くなるはず
- 何事も忍耐力が大事
- 3年は続けないとこの先もやっていけない
- 自分の考えが甘いからいけないんだ
- 他の社員も頑張っている。だから自分も頑張れるはず
など、根性論に近い価値観。
もちろん、自分が叶えたい願望のために我慢することも時には重要ですが、時として自分の首を締める行為になりかねません。
会社はあなたの収入を保証してくれますが、残念ながらあなたの心は守ってくれません。
あなたの心を守れるのは、あなたしかいません。
頑張りたくない、つらいと感じたのであれば、逃げることが正しい選択です。
しばらくの間休んだっていいのです。
うつ病など、深刻な病にかかってからでは遅いですし、それを治療するのに膨大なお金と時間を要することになります。
最悪しばらくの間働けない、なんてこともあり得ますし。
自分の心の状態が分かるのは自分しかいませんから、まずは自分を守ることを最優先しましょう。
会社員として働くことが全てじゃない

この記事を読んでいるあなたも、もしかすると「会社員として働くことに向いてないかも」と悩んでいるのではないでしょうか?
「会社員として働くことに向いてない」と素直に認めてしまうと、社会不適合者というレッテルを貼られてしまうかもしれないと悩み、なかなか認めるのが難しいですよね。
でも、別に会社員として働くことが向いてなくても問題ないと思います。
何事にも向き不向きはありますし、別に会社員として働いて収入を得る方法が全てではないからです。
インターネットが発達した現代、ありがたいことに会社に頼らずとも自分の力で収入を生み出す方法が増え、それを実践している人も増えています。
僕が今も実践している「ブログ」もそのうちの一つと言っていいでしょう。
僕はブログ未経験から始めたものの、正しい方向性にフィードバックしてもらえる環境の中で継続して記事を更新したことで、
1年足らずで月収80万円という成果も上げることができました。
朝は好きな時間に起き、好きな時間に仕事をする、さらに自分のお気に入りのカフェで気分転換も兼ねて作業する。
こんな贅沢な環境の中でもここまで大きな成果を出すことができ、僕は大きな自信につながりました。
それ以外にもパートやアルバイトでも生計を立て、毎日幸せに生きている人だっています。
自分にあった環境の中で、心地よく過ごすことが、自分の幸せに繋がると思いますよ!
まとめ
体調不良を理由に退職してもいい理由について解説しました。
会社でのストレスが原因で、慢性的な体調不良に繋がっているのであれば、退職を視野に入れるべきです。
このまま無理をして働いても、現状が良くなるケースはほとんど聞きませんし、最悪体調が悪化してしばらく働けなくことだってあります。
心の状態は、自分自身しか知り得ません。
早めに解決策を見出せば、その分快復も早いのであまり無理せず自分でどうすべきか向き合ってほしいなと思います。
今まさに体調を崩されている方は、どうかお身体を大切になさってください。
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